節分の法要が北國新聞で紹介されました(北國新聞 2016年2月1日)

  以前、朝日新聞紙上で「ほっ!と相談」が紹介されました。  

 「説教より、聞き役」寺で相談会 承証寺の水野住職(朝日新聞/石川) [2010年08月04日(Wed)]



承証寺住職で精神対話士の水野さん。
境内にある和室が相談会場になる=金沢市寺町5丁目

悩める人よ、寺で語れ――。
金沢市寺町5丁目の承証寺(じょうしょうじ)で
7日から、心のケアの専門家「精神対話士」の資格を持つ
住職の水野禎源(ていげん)さん(38)らが無料相談会を開く。

檀家(だんか)回りをきっかけに、相手の話に耳を傾け、
不安を受け止める精神対話士の活動に出会った水野さん。
県の自殺防止対策事業にも認定された相談会に、

「ひたすら話を聞いてうなずき、
 孤独感や無力感から救いたい」
との思いを込める。 



財団法人「メンタルケア協会」(本部・東京)が認定する
精神対話士の資格を水野さんが取ったのは2008年。
檀家を月に1度訪ね、お経をあげる「月参り」での体験が
きっかけだった。 

お経をあげた後、檀家のお年寄りと会話を交わす。
思い出話に孫の自慢話、健康の悩み……。
時に1時間も続くおしゃべりの後、
皆の表情が明るくなることに気付いた。 

サラリーマン家庭に育ち、叔父の寺を継いだ水野さんは
「僧侶は説教が仕事」
と固く考えがちだったが、この経験から
「話を聞くことも大切」
と身にしみ、“聞き役”の勉強を始めることにした。

その頃インターネットで、精神対話士の存在を知った。
大阪教育大付属池田小学校の児童殺傷事件(01年)で
娘を亡くした本郷由美子さんも取得した資格で、
対話を通じて相手を受け入れ、痛みに寄り添う
という趣旨に共感した水野さんも受講を申し込んだ。 

資格を取ると、県内の別の精神対話士から
「一緒に活動しないか」
と声がかかり、県内には水野さん以外に
7人の仲間がいることを知った。 

20~50代の男女で、職業も主婦や保育士など
様々な対話士たちはそれまで単独の活動が中心だったが、
「一緒にやろう」
と意気投合。

相談会の趣旨が、自殺を防ぐ取り組みへの
県の補助事業に認められたことも追い風になった。

今年2月と3月に計3日、初の無料相談会を開催。
場所を承証寺にしたところ、口コミで数人が相談に訪れた。

家庭や仕事の人間関係など、
様々な悩みを抱える相談者のなかには

「(寺の雰囲気が)落ち着きますね」
と心を和ませる人もいたという。 



水野さんのもうひとつの願いは、
現代人の「寺離れ」を食い止めること。

信仰心のあつい石川でも
「共働きで家を空け、月参りをやめる家庭が増えてきた」。

寺が人々の暮らしから、徐々に遠くなりつつある
と感じるという。 

そんな現状を変えるきっかけにもしたいと、
11月まで毎月第1土曜日に開く相談会では、
子育てや介護など生活に密着した相談も受けつける。

水野さんは
「1人で抱え込まず、打ち明けて心を軽くしてほしい」

と呼びかけている。 

相談会は午後1~5時(受付4時まで)、予約不要。
相談は1対1で行う。

問い合わせは同協会北陸事務所(080・1951・9336)
へ。(山岸 玲)

朝日新聞 2010年(平成22)08月04日(水)

 

 ※現在、相談会はお休みしております。